弁護士が転職するのに重要なのは専門性をもち、その道を極めているかです。

待遇だけを問題にしているのなら、転職失敗は目に見えています。

■弁護士は今や引く手あまたの時代に突入。

日本では長い間、「弁護士になっても活躍できる場所がない」と言われてきました。

しかし日本の各企業が海外輸出や海外企業との提携を考えるようになって、弁護士の存在・重要性というものが急浮上してきました。

卑近な例で言えばM&Aです。

また著作権法の問題もあります。

プラント輸出などになると、何百枚もの提携書類・契約書が必要になります。

仮に親会社がそうであれば、子会社も同様の備えをしなければなりません。

その方面だけでも弁護士の人材は不足しています。

■多様化した現代、どの道を極めるかが重要。

弁護士の世界は多様化し、先に挙げたような専門分野に関するキャリアパスが囁かれるようになりました。

キャリアを積上げるような道を歩んできたかどうかです。

弁護士の転職は、新人採用の枠よりも有利です。

しかしそれは専門性を磨き、その道を歩み、極めてきた弁護士についてのアドバンテージです。

■弁護士の転職は急ぐと失敗。

自分のキャリアパスを見つけ、数年がかりで一定のポジションまで極めておきましょう。

転職支援会社のエイパスが求人に必要な実務経験の年数としているのは、そのポジションにもよりますが一番短いもので3年程度です。

時間をかけて自分のキャリアを磨いておくというのが希望に沿った転職を叶えるための第一歩と言えるでしょう。

弁護士の勉強や追究に終わりはありません。

法の番人でもありますから当たり前のことです。

焦らずに道を極めて、それからゆっくりと戦略的に転職先を探しましょう。

あわててこれまでのキャリアを無駄にすれば、本人がいちばんの深手を負うことになります。

弁護士なら時代の流れを俯瞰(ふかん)すべきです。