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弁護士として「BIG5」への転職は、やはりむずかしいですか?

弁護士であれば一度は働いてみたいBIG5。

ダイレクトに転職するのは無理でも、その外郭をなす法律事務所などへの転職なら可能です。

■日本を代表するBIG5に転職することは不可能!?

法曹界におけるBIG5とは、日本を代表する法律事務所の5つを指しています。

所属弁護士数が圧倒的で、取り扱う案件も大きく多数にのぼります。

また事務所の内部は専門特化したグループ制になっているところが大半で、国内・海外の根幹をなすような案件を扱っています。

そのような法律事務所にダイレクトに転職することは、かなりキャリアを積んだ弁護士でもむずかしいと言わざるを得ません。

■BIG5のフィールドに転職してキャリアを深化させる。

ただしBIG5の外郭をなすような法律事務所に転職することは可能です。

BIG5との共同調査などを頻繁に行なうため、「BIG5のフィールドならではの企業法務案件に携われる」という醍醐味があります。

業務内容は、コーポレート、ガバナンス、ファイナンス、M&A、不動産など、大手企業の法務系業務の全般ということになります。

弁護士の転職求人サイトに載ることもあれば、ヘッドハンティングによる転職のケースもあります。

■弁護士の転職としてはかなりの難関であるBIG5系列へのトライ。

年俸としては高めですが、それなりのレベルは求められます。

BIG5系列への転職先は、東京都であれば千代田区大手町、大阪であれば北区など、都市部の中心地が大半です。

拠点が多数・多地域に及ぶため、転職面談に先立って勤務先の希望を絞り込んでおく必要があります。

年収は800万円 〜 1500万円(一例)と高めですが、求められるレベルやキャリアにはそれなりの厳しさがあります。

★今年7月スタートの弁護士を題材にしたドラマにも注目!・・・反町隆史、テレ東ドラマ初主演!弁護士役に意欲『リーガル・ハート~いのちの再建弁護士~』

ベンチャー企業に弁護士として転職するのはリスクが大きい?

ベンチャー企業がすべてハイリスクかといえばそうとも限りません。

スタートアップ企業やIPOなどの段階にある企業なら弁護士としても将来が楽しみです。

■IPO絡みのベンチャーであれば将来の見所あり。

ベンチャー企業も領域はさまざまで、リスクの大きい分野もあれば小さい分野もあります。

ポイントになるのは分野というより、上場準備に入っている会社とか、M&Aの段階(買収)にある会社です。

そのレベルの会社であれば、バクチのような状態とは違い、転職した弁護士の仕事も決まっています。

たとえばIPO(新規公開株)・TOB(株式公開買付)に向けた社内体制の整備とか、上場準備室の設立・管理運営なども法務のメインにできます。

■面談でロードマップなど具体的な話を聞き出す。

業務内容はIPO法務のほか、ファイナンスプラットフォーム事業の法務に絡む新事業の支援、親会社・子会社のガバナンス、内部監査業務の設計・運用、そして実行・管理など。

転職先の会社や組織がどの程度の規模で、沿革としてどのようなスキップをたどってきたか、新規事業やIPOであれば、ロードマップなどの資料も確認させてもらいましょう。

転職面談の時に、何気なく質問する程度でも構いません。

■ベンチャー企業でもスタートアップ段階にある企業なら問題はありません。

実行レベルにある会社は年俸も高いです。

雇用形態は多くの場合、企業弁護士として正社員で迎えられるので、転職先としては安定しています。

年収は800万円 〜 1200万円と開きがありますが、IPOなどが絡めば中心的な役割を果たせ、成長の軌跡と変化を楽しみながら従事できます。

中堅クラスの企業がおすすめです。

リスクマネジメントの領域は、弁護士の転職先としてどうですか?

リスクマネジメントは今後さらなる需要増が見込まれる領域です。

ただし領域が広いので、企業経営、金融・株式などキャリアとしての絞り込みが重要です。

■将来的には有望。

極め甲斐のある領域。

リスクマネジメントと一口に言っても、国内外の全企業や組織が抱えている問題ですから、転職先としては広域すぎます。

もう少し絞り込んで戦略的に考えるか、自身のキャリアパスなどから逆算して、この業界にシフト・転職しようというように考えるべきです。

あえて言えばリスクマネジメントは世界的な課題なので、キャリアと自信があれば転職し放題といっても過言ではありません。

■転職先でさらなるキャリアアップも可能。

たとえば大手法律事務所やファーム、大手企業出身者のもとに転職するのであれば、転職専門のサイトにもかなりの件数が載っています。

弁護士のメリットは、このようなところに転職して、レベルの高いビジネス法務のリアルを経験していけること。

また“ともにビジネス開発を行っていこう”というスタンスのCEOが多くいるので、転職してきた弁護士に対する風当たりがゆるく、逆に強い仲間意識がもてます。

■業務内容の一例は、リスクマネジメントの他、内部統制の全体設計や運用・実行の管理などです。

転職に際しては全般のキャリアが必須です。

当然ですがリスクマネジメントには、契約法務、予防法務、紛争処理法務、経営戦略に関する法務などすべてが含まれます。

業務・運用全般の設計なども任されるので一通りのキャリアは必要です。

転職先としては今後ますます有望となる領域です。

IT関連に興味があります。弁護士の転職先の例は?

IT関連に興味がある弁護士なら、スタートアップ企業への転職がおすすめです。

市場開拓のための法的戦略と法務のアドバイス・実務などで、成長を共に味わえる職場です。

■スタートアップ企業への転職がおすすめ。

IT関連の分野は広大なので一概にコレという特定はできませんが、弁護士が活動の中で楽しみをもって関われる分野としては、IT関連企業で、国内海外を問わずスタートアップ企業の顧問として転職する道です。

顧問弁護士となるにはそれなりのキャリア・実績が必要ですが、スタートアップ企業なら市場展開が間近で、企業の成長・発展をともに喜び支えていけます。

■“勝ち星の少ない弁護士”は肩身が狭い!?

また転職した弁護士が企業に雇われて苦労するのは、訴訟案件に対する勝率です。

キャリアがある、実績もあると言って転職しても、最初の数件の案件で連敗してしまえば評価は急降下します。

明暗・白黒が出やすい職業なので、いくら野望があったとしてもそれだけで転職しては1年ももちません。

その点で言えば、スタートアップ企業なら、もともと失敗と成功が入り交じっている道筋といえます。

転職した弁護士がいきなり窮地に立たされることは少ないです。

■ベンチャー企業、IT企業をはじめ、アジア進出をうかがう企業や上場企業、ベンチャーキャピタルなどが対象になります。

同じスタートアップ企業の顧問弁護士でも、転職先は多岐にわたっています。

転職先企業の法務全般に関わることになりますが、法務を通じてさらに経験を積み多様な顧客ニーズに応えながらともに成長することができます。

年収は500万円、700万円など転職先によって開きがあります。