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ベンチャー企業に弁護士として転職するのはリスクが大きい?

ベンチャー企業がすべてハイリスクかといえばそうとも限りません。

スタートアップ企業やIPOなどの段階にある企業なら弁護士としても将来が楽しみです。

■IPO絡みのベンチャーであれば将来の見所あり。

ベンチャー企業も領域はさまざまで、リスクの大きい分野もあれば小さい分野もあります。

ポイントになるのは分野というより、上場準備に入っている会社とか、M&Aの段階(買収)にある会社です。

そのレベルの会社であれば、バクチのような状態とは違い、転職した弁護士の仕事も決まっています。

たとえばIPO(新規公開株)・TOB(株式公開買付)に向けた社内体制の整備とか、上場準備室の設立・管理運営なども法務のメインにできます。

■面談でロードマップなど具体的な話を聞き出す。

業務内容はIPO法務のほか、ファイナンスプラットフォーム事業の法務に絡む新事業の支援、親会社・子会社のガバナンス、内部監査業務の設計・運用、そして実行・管理など。

転職先の会社や組織がどの程度の規模で、沿革としてどのようなスキップをたどってきたか、新規事業やIPOであれば、ロードマップなどの資料も確認させてもらいましょう。

転職面談の時に、何気なく質問する程度でも構いません。

■ベンチャー企業でもスタートアップ段階にある企業なら問題はありません。

実行レベルにある会社は年俸も高いです。

雇用形態は多くの場合、企業弁護士として正社員で迎えられるので、転職先としては安定しています。

年収は800万円 〜 1200万円と開きがありますが、IPOなどが絡めば中心的な役割を果たせ、成長の軌跡と変化を楽しみながら従事できます。

中堅クラスの企業がおすすめです。

リスクマネジメントの領域は、弁護士の転職先としてどうですか?

リスクマネジメントは今後さらなる需要増が見込まれる領域です。

ただし領域が広いので、企業経営、金融・株式などキャリアとしての絞り込みが重要です。

■将来的には有望。

極め甲斐のある領域。

リスクマネジメントと一口に言っても、国内外の全企業や組織が抱えている問題ですから、転職先としては広域すぎます。

もう少し絞り込んで戦略的に考えるか、自身のキャリアパスなどから逆算して、この業界にシフト・転職しようというように考えるべきです。

あえて言えばリスクマネジメントは世界的な課題なので、キャリアと自信があれば転職し放題といっても過言ではありません。

■転職先でさらなるキャリアアップも可能。

たとえば大手法律事務所やファーム、大手企業出身者のもとに転職するのであれば、転職専門のサイトにもかなりの件数が載っています。

弁護士のメリットは、このようなところに転職して、レベルの高いビジネス法務のリアルを経験していけること。

また“ともにビジネス開発を行っていこう”というスタンスのCEOが多くいるので、転職してきた弁護士に対する風当たりがゆるく、逆に強い仲間意識がもてます。

■業務内容の一例は、リスクマネジメントの他、内部統制の全体設計や運用・実行の管理などです。

転職に際しては全般のキャリアが必須です。

当然ですがリスクマネジメントには、契約法務、予防法務、紛争処理法務、経営戦略に関する法務などすべてが含まれます。

業務・運用全般の設計なども任されるので一通りのキャリアは必要です。

転職先としては今後ますます有望となる領域です。